初めに
4月中旬頃より多くの昆虫の活動が活性化してきました。4月16日にはいなかったクロツバメシジミも、本日は十数匹確認できました。この時期は日によって気温が大きく異なり、昼間が16~20℃の日もあれば23~25℃に上がる日もあります。本日のように気温が高い日は活動している昆虫も多いです。今回は、モミジに集るハナカミキリを探しました。
モミジ掬い
今年は例年と比べて花の開花が早く、日当たりがいい場所のモミジの花の多くは散ってしまっていました。
①翠波峰(午前):キバネニセハムシハナカミキリ、セスジヒメハナカミキリ、チャイロヒメハナカミキリ、ヒメクロトラカミキリ
②金砂湖(午前):フタオビチビハナカミキリ、ヒメクロトラカミキリ
③金砂湖(午前):湖の脇のモミジはほぼ散っており、カミキリムシはいなかった。
④橡尾山登山口近く:キバネニセハムシハナカミキリ、ヒメクロトラカミキリ
⑤下川町龍王滝近く:フタオビチビハナカミキリ、キバネニセハムシハナカミキリ、ヒメクロトラカミキリ
今回は一日で複数個所周りましたが、あまり変わらないメンツとなりました。モミジ以外を掬った方が、バラエティに富んだカミキリムシが捕獲できそうです。上記以外では、下記のような昆虫が確認できました。
コツバメ、ツマキアオジョウカイモドキ、各種ジョウカイボン、ベニシジミ、トビサルハムシ(桜)、ヒメウラナミジャノメ、アサヒナカワトンボ、ナミテントウ
コツバメはアセビの周りにしかいないのかと思っていたのですが、翠波高原のたんぽぽや金砂湖広場の小さな花でも吸蜜していました。
よく見ていなかっただけで、色々なところにいるようです。
ところで、愛媛県道5号の工事が終わっており、道が解禁されていました。橡尾山登山口まで車で行けます!5月以降が楽しみだ。