カードレールや広葉樹の葉上で非常によく見かけるメタリックグリーンの鱗粉がきれいなヒゲボソゾウムシの一種。この鱗粉は経時で剝がれるため、時期によっては黒色に近い個体もいる。よく見ると体毛が多く、足の内側に棘がある。名前の「ケブカ」・「トゲアシ」の通りだ。
本種は近似種が多たいめ見分けがつきにくい(トゲアシヒゲホソゾウムシやコブヒゲボソゾウムシ、ヒラズネヒゲボソゾウムシなど)。また、ネット上でも見分けについての記載は少なく(特にトゲアシ)、私を含む素人では判断できないため、このページで紹介している写真も本当に「ケブカ」である確証はない。なお、ゾウムシデータベースによると、本種は足が黒色のものと茶色いものがいるそうだ。