模様のない黄色い翅が特徴的なテントウムシ。成虫・幼虫ともに、植物につくウドンコ菌(葉っぱの表面に白いカビが生える病気の原因)などの菌類を食べるため、益虫として知られる。ナナホシテントウやナミテントウと比較して小さく、見られる場所も異なるためあまり目にすることはないが、探せば容易に発見できる。
キイロテントウは、巷では「幸せを呼ぶ」と言われており、特に金運アップが見込める(黄色いため)とのことだが、植物を育てている人からすれば本種の発生はウドンコ病発生の目安のため、幸せとは言えないのかもしれない(早期発見できれば幸せなのだろうか)。
キイロテントウ
2021年5月28日