四国中央市には株式会社ママイが運営する地域密着型スーパー『フレッシュバリュー』が数店舗あります(昔はヤマキスポーツ横や金田にママイ、長谷川病院前にM2等もありました)。ママイは新居浜に事務所本部、上分に本店を構えています。
2024年5月9日、クスリのアオキホールディングスは連結子会社のママイを2024年9月1日付で吸収合併すると発表しました。これにより、フレシュバリューは順次『クスリのアオキ』に改装されていくものと思われます。実際に、トップの写真の通り、四国中央三島店はクスリのアオキへの改装が進んでいます。
目次
1.クスリのアオキとはどんなお店なのか
クスリのアオキはドラッグストア事業を営む会社で、石川県白山市に本社があります。クスリのアオキは北信越、東北、関東、東海、関西の23府県に店舗を956件有しており、そのうちドラッグストア(調剤薬局併設無し)が335件、ドラッグストア(調剤薬局併設有り)が604件、スーパーマーケットが11件(このうち、9件は愛媛県でありフレッシュバリューのことと考える)、調剤専門薬局が6件となっています(2024年8月現在)。
2024年5月29日に更新された店舗情報『長野県新規出店「岡谷今井店」』より、愛媛県に店舗を9件有している旨の記載がなされています(フレッシュバリューの店舗数と同じ)。2024年5月9日開催の取締役会にてママイと合併することが決定/締結されたためと思いますが、合併の効力発生は2024年9月1日からであり、現にまだフレッシュバリューとして営業されていますので、『当社グループの店舗数』にフレッシュバリューの数を入れるのは時期尚早かなと思います。
四国にはまだ上陸していない!ということで、四国中央市民には馴染みのないお店になります。
基本的には普通のドラッグストアと同じで化粧品、薬、食品、日用品等を売っているそうですが、店舗によってはベーカリーや鮮魚コーナー等もあるので、ドラッグストアマックやドラッグストアモリのようなイメージでしょうか。
他のドラッグストアとの差別化としては、やはり処方箋の受付があるというところだと思います。ただし、四国中央市では門前薬局が多く、また、全国的に薬剤師が不足しているため設置されるかは不明です。
2.四国中央三島店の状況(2024年10月頃オープン)
フレッシュバリュー三島は一時閉店しており、改装中です(2024年8月現在)。
クスリのアオキに改装後、2024年10月にオープンする予定であり、既に求人情報なども出ています。
求人情報によると、ベーカリー、鮮魚、青果、登録販売者の求人が出ていますが、薬剤師の求人は出ていないので、スーパー寄りのドラッグストアになりそうです。
3.上分店の状況(2024年8月30~9月6日まで臨時休業)
フレッシュバリュー上分店は2024年8月30日~9月6日まで臨時休業となっています。システム入れ替えとあるので、クスリのアオキのシステムが導入されるものと思われます。
なお、店舗内の商品は2~3割引きのセールが実施されており、賞味期限の長い調味料やインスタント品等は品薄状態となっています。
システム変更と同時に商品を入れ替え、クスリのアオキに順じたラインナップになると思われます。また、クスリのアオキの愛媛店舗は全て「スーパーマーケット」という区分になっていることから、医薬品系を置かない可能性もあります(この場合、「スーパーのアオキ」という表記になるかも)。休業期間が短いので、看板などを簡易的に変更するくらいで済ませるのかもしれません。
4.川之江店の状況(2024年8月20日より一時閉店)
フレッシュバリュー川之江店は2024年8月20日に閉店し、改装されて2025年春にリニューアルオープンすることが決定しています。
フレッシュバリュー川之江は店内・駐車場共にかなり狭いため、どのように改装されるのか楽しみではあります。
物はだいぶ減りましたが、セールをしているのでこれを機に行ってみてはいかがでしょうか。