富郷町下猿田地区の熊野神社境内、本殿北側の傾斜地に自生する巨樹。四国中央市教育委員会 文化振興課のサイトによると、樹高12m、幹回り2.9mほどであり、日本でも最大クラスのヤブツバキとのこと。周りにいくつかツバキがあったが、本樹は太い丸太で支えられており、一目でわかる。
3月~4月中旬頃までは花が見られる。4月中旬頃は花びらが散り、きれいな絨毯ができる。近くに県指定天然記念物のかやもあることから、併せて観光すると良い。なお、ツバキの説明看板に記載されている根回りが、340mになっているが、340㎝の間違いだろう。
富郷町には、天皇峰を通して反対側にも「藤原のツバキ」という県指定天然記念物があったそうだが、2008年に立ち枯れしてしまったそうだ。