四国中央市富郷町下猿田から藤原へ通ずる天皇峰という峠の頂上近く、標高800mの急傾斜地に横たわる巨大な岩盤を抱えるように生育している、カヤの大木。その大きさは愛媛県1位であり、樹高15m、主幹は根回り6.9m、目通り4.7m。
四国中央市教育委員会HPによると、本樹は根元から東へ分岐した幹が空洞化して、そこから目通り1.0mのケヤキ及び0.3mのカエデが生えているとのこと。
本樹の右側(写真)は崖、左側は岩盤となっているため、写真を撮る際は注意しよう。
県指定天然記念物ツバキがある熊野八幡神社横の公民館?に車を止めることができる。そこから道なりに歩き、未舗装道路との境あたりに、カヤへ通じる道への看板がある。熊野八幡神社からは歩いて15~20分程度でいけるが、枯葉/枯れ枝で滑りやすい山道を歩くことになるため、ウォーキングシューズか登山靴を履いていこう。