昆虫類

アオマダラタマムシ

和名 / 大きさアオマダラタマムシ / 16~29㎜
分布  /  時期本州・四国・九州  /  5~8月
四国中央市内の分布妻鳥町
機材:tough-tg62023年5月21日 採集後、自宅にて撮影

美麗なタマムシの一種。色彩に変異があり、緑~赤銅色のものがいる本個体は緑っぽく見えるが、太陽など光に当たると赤銅色が目立つ。ヤマトタマムシと比較すると半分ほどの大きさだが、ナカボソタマムシ等と比較して大きく華美なため、存在感はある。幼虫はアオハダ、ソヨゴなど主にモチノキ科植物の枯木に見られ、成虫はサクラ属の葉を食べるらしい。

愛媛県のレッドデータブックを見ると【情報不足】となっており、確認されている生息域は久万高原、内子、八幡浜、愛南と中~南予に偏っている。そもそもの発生数が少ないこともあり、十分に探されていないのだと思う。

今回はたまたま数m先の葉上に止まった昆虫をとりあえず掬ってみたところ、本種だったというだけであり、偶然採れた個体である。次は狙って見つけようと思う。近くに放置されたウメの木が数本あったため、そこを重点的に探してみるつもりだ。
下の写真は同一個体。フラッシュ無し/有りで撮影。

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