撮影日時:2022年2月27日
撮影場所:四国中央市 金砂町 法皇トンネル付近
撮影機材:GALAXYS9+
大きさ:頭胴長68〜84㎜
時期:5~10月(冬季は冬眠)
分布:本州、四国、九州
頭部から背中にかけてはしる黒い一本の模様が特徴的な小動物。リスよりも小さく、手のひらサイズである。低山地帯から亜高山帯の森林に生息しているものの、夜行性で主に樹上で生活する習性を持つためめったに見つからない。1科1属1種で日本固有種のため国の天然記念物に指定されているため、見つけたとしても捕まえたりせず、すぐに逃がすようにしよう。なお、見た目がかわいいからといって、飼ってはいけない。
写真の個体は、朽ち木を割って昆虫を探していた際に比較的乾いた朽ち木の中央部からでてきたもの。冬眠中だったようで、手のひらに載せた最初は全然動かなかったが、体を温めるためか小刻みに震え始めて20分後には目を開けて活発に動き始めた。木材が積み重なった場所の奥深くに逃げていったため、暖かくなる時期まで何とか生き延びてほしい。