和名 |
タマムシ |
撮影機材 | オリンパス OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 PRO |
時期 | 6~9月 | 撮影日 | 2021年7月22日 |
分布 | 本州・四国・九州・沖縄 | 撮影場所 | 柴生町 |
大きさ | 25~40mm | 備考 | ー |
緑色で金属光沢のある美しいタマムシ。海外では和名と同様にこの美しい姿を宝石に例えて「Jewel beetle」と呼ばれている。翅の色、光沢は死んでもそのままのため古くから工芸品の装飾などに使われることが多く、古いものだと玉虫厨子(たまむしのずし;法隆寺が所蔵する飛鳥時代の仏教工芸品)などに使用されていたそうだ。
タマムシは真夏の日差しが強い日にエノキやケヤキの樹上を飛び回る。翅の光沢に日光が反射して見た目の色が変化することを利用して、色の変化を忌避する天敵の鳥類を避けていると思われる。本個体はエノキの周りを飛び回っていたところを見つけた。先述の通り、翅の反射が目立つため、遠くからでもタマムシと判断できる。