和名 | ヨツボシテントウダマシ | 撮影機材 | オリンパス tough tg-6 |
時期 | 4~10月 | 撮影日 | 2021年7月2日 |
分布 | 本州・四国・九州 | 撮影場所 | 新宮町 |
大きさ | 4.5~5.0mm | 備考 | ー |
テントウダマシの一種。オレンジの体色に黒い紋がテントウムシに似ていると言えば似ているが体形的に見間違うことはなく、また、どちらかというとハムシに近い見た目をしている。胸部背板はテントウダマシ特有の形状で、ハムシともすぐに見分けることができる。キノコや腐った植物を食べるようで、倒木の裏や刈られた草の山でよく見かける。
2017年に、本種はヨツボシテントウダマシとベニヨツボシテントウダマシの2種と考えられていたが、再検討結果3種だったと発表され(日本産ヨツボシテントウダマシ属の再検討(鞘翅目テントウムシダマシ科)十川氏、吉富氏)、新しく判明した1種はニセヨツボシテントウダマシと名付けられた。論文は学会員でなくても読めるが、英文のため注意。ベニヨツボシテントウダマシは東日本~北海道まで確認され、ニセヨツボシは本州から確認されたそうだが、四国では確認されていないようだ。もしかしたら知られていないだけで、探せば見つかる可能性がある。